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  • 執筆者の写真Anya

濃黒切り絵展2020

先月大阪で開催された濃黒切り絵展2020にご来場くださった皆様、作品をご購入してくださった皆様、本当にありがとうございます。


実を言うと、作品を発送する前は「やっぱり送りたくない」と周囲に漏らしていました。Twitterでみる、参加者の作品のレベルの高さに怖気付いてしまい、あまりにも場違いに感じていました。

こんな、何か技術を高めるでもなく、自分の好きなものをただただ切った作品を送っていいのだろうか……でもこのコロナの状況で、関西方面の方々にも楽しんでもらうには私が行くしかない、それが今回の目的だから、そこは割り切って送るしかない!恥ずかしくても送るしかない!と気持ちを落ち着かせて参加しました。


会場の様子もわからないまま、不安な日々でしたが、楽しんでいただけたのなら幸いです。




初めての大阪での展示会、残念ながら私は在廊ができませんでしたが、皆さんのお写真や動画、レポートを拝見して、素敵な作品がたくさん展示されていたのだなと楽しませていただきました。


切り絵作家の登竜門ともいわれる、濃黒切り絵展はアトリエキプリス様が主催されています。今回は40名の作家の作品が集まり、技術やデザイン性も様々な展覧会となったようです。


私は大好きな恐竜の化石をテーマに参加させていただきました。

小さなアンモナイトの化石、ティラノサウルスとトリケラトプスの足の化石、ラプトルの鉤爪、そしてメガロドンの大きな口の化石です。

今年は恐竜イベントがどれも中止となってしまい、個人的に寂しい夏を過ごしていたのもあったので、少しでも恐竜好きの方に響いていれば嬉しいです。


さて、濃黒切り絵展には5つの賞があり、その内の一つである"studio sizma賞"を受賞いたしました。個人的に良く名前を見かけていた作家さんや、素晴らしい技術の作家さん、面白いアイディアの作品を作られる作家さんと居る中で、今回このような素敵な賞をいただき大変光栄でございます。正直自分には関係ないと思っていたこともあり、ご連絡いただいたときは何かの間違いではと思いました。




副賞として、来年度に開催される濃黒切り絵選抜展とstudio sizma様主催の企画展へご招待いただきました。どちらも大阪での展示になりますが、コロナウィルスが落ち着いていたら一日だけでも在廊したいなと考えています。


■各賞受賞者


アトリエキプリス賞 南壮 様


カワチ画材賞 こんちぇると 様


studio sizma賞 Anya/福原稚菜


SAMURAi 賞 金平糖 様


オーディエンス賞 あぐり様



勝手ながらTwitterのリンクを貼らせていただいておりますので、ご興味ある方はぜひ皆様の作品をご覧ください。本当にすごい方ばかりです。

次回参加するときは、もう少し作家の皆さんと交流してお話できればなと思っています。

そのためにも早くコロナ落ち着いてほしいところです。


年内はこれと言って切り絵での活動はもうありませんが、来年は展示会二つに参加することが決まってますので、楽しみにしていただければ幸いです。


いつも応援ありがとうございます。今後も切り絵作家として精進してまいりますので、よろしくお願いします。



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